思わず本音を話す時～カウンセリング

今年も暑い夏がやってきました。

お元気でお過ごしでしょうか?

私、

最近は、サロンワークの傍ら

孫3号と遊ぶことが増えておりしまて、

今さらですが、人とのかかわり方が

勉強になっている日々でございます。

いきなりですが

思わず本音を話す時

って、

どんなシーンだと思いますか?

5歳の孫とのとの会話から、気付いた事です。

私たち美容師の仕事では、

お客様の本音を聴き出す事が

大切だという話を常にしています。

お客様の本音が聴けて

プロとしてお役に立てるようになると

リピート率も上がり経営も安定します。

お客様の本音を聴きだす事は

私的には技術よりも大事だと考えます。

ここを置き去りにして

どれだけ売り上げを上げる方法を学んでも

数字にこだわっても、結果に繋がらない!!

実際、丁寧に本音を聴けている人と

そうでない人では結果が大きく違います。

話を戻して

思わず本音を話す時とは?

本音をうまく聞き出すというより

今回は、相手目線で

本音を話したくなる状況を

5歳とのやり取りで気が付いた事です。

いつも母がお世話になっている介護施設へ会いに行く時、

5歳の孫を連れて行ってるのですが、

その日は

その孫から

『おばぁちゃんの所には行きたくない!!』と、

衝撃の発言!

確かに5歳にとって、

老人施設はどう見えているのかしら～

みんな、車椅子にすわり静かにテレビを見るともなく

ボーっと過ごしている。。。

年寄りに会いに行っても楽しくはないから嫌なんだろうなぁ～

と、私的には考えるのです。

しかし、

残り少ない人生を施設で過ごし退屈な日々を送っている

おばあちゃんにとって5歳のひ孫に会うことは

最大の楽しみ～

とても喜ぶから一緒に連れて行きたいのです。

それを5歳に説明して

ばぁちゃん喜ばせるために

嫌でも行ってあげて～!

と、

説得しそうになったのですか・・・

孫3号は中々、いう通りにはならない性格です。

強引にやって大泣きされたら困るし・・・

大人の都合で

嫌がっている5歳を説得しても次が無い!!

ふと、考えたら

いつも仕事でやっているカウンセリング

の手順で本音を聴いてみるか?

と思いついたのです。

という事で、

『おばぁちゃんの所には行きたくない!!』の

奥の本音を、優しく聴くことに～

ここからやり取りスタートです。

私『あらっ～この前までは行ってたのに、

おばあちゃんの所に行きたくないのはなんでなの?』

5歳『あのね、おばあちゃん、ゆいちゃん、ゆいちゃんって言う

わたしのことを、ネエネエとまちがえて

ゆいちゃん　って言うでしょ!

わたしはゆいちゃんじゃないのに・・・』

私『あっ!!ほんとうだねっ!!

のんちゃんって　言ってほしいよね～』

5歳『そう、だから　ゆいちゃんをつれていけばいいじゃん～!!』

高齢の母はひ孫の名前が出てこない(:_;)

精一杯覚えている名前を言うのだけど

かなしいことに一番小さい5歳は中々出てこないのです。。。

いくら教えても覚えられない～

耳も遠くなっていて、

教えても聞こえない～会話は一方通行

その上認知もありで、

ひ孫の名前がメチャクチャ～

私『おばあちゃんはねぇ～もう年取って

みんなの名前が分からなくなっているの～

歩けないし

聞こえないし、

のんちゃんの事大好きなんだけど

名前が覚えられないんだよっ!

可哀そうでしょ～

どうやったら、おぼえると思う?』

5歳『うーん、どうかなぁ～?』

としばらく考えていました。

そして素晴らしい結論が(^_-)-☆

5歳『あのねぇ～がようしに

のぞみ　ってかいておぼえさせる!』

と・・・・

5歳の発想にビックリしました。

そして画用紙を出してきて

最近自分で書けるようになった

ひらがなで　大きく　自分の名前を書き

店内のPOPをさして

5歳『あんなふうに、ふとくして、

きれいないろをぬりたいからてつだって!!』

と、

私も手伝って

大きく名前を書きあげて

5歳『これだったら、

きこえなくてもよめるでしょ!(^_-)-☆』

と、自分から進んで、ご機嫌で

おばぁちゃんに会いに行くことになったのでした。

案の定、母は

『のぞみちゃんかぁ!?　上手に描いたなぁ～

おばあちゃんがお駄賃あげよう(^_-)-☆

あらっ。財布が無い!!・・・』

と

ひと悶着あったのはいつも通りです。

5歳を説得しなくても

自分で考えて納得して行動に移した結果です。

5歳が、ばあちゃんの施設に行きたくない理由は、

私が考えていたのと全然違ったのです!!

時間はかかるけどちゃんと聞いて良かった💖

優しく問いかけると本音が出て来て

どうすれば良いかも自分で導き出した。

私の勝手な思い込みで

上から目線で説得していたら

嫌々行くことになったでしょうが・・・

丁寧に優しく寄り添うとこで、

本音が話せたという結果です。

仕事で

サロンのお客様とお話しする時でも

丁寧に問いかけると

説明も説得もしなくても同じ状態になるのです。

そして、

こちらが思い込んでいた事は間違っている!!

と言う場面も多く体験しました。

リピートしてもらう方法や

売り上げを上げる方法を学ぶことと

同じく、

お客様の本音を聴くスキルが大切です。

お客様のお役に立てる仕事をする。

お客様からの信頼が第一です。

思わず本音を話したくなるように

丁寧に問いかけをしていく

ここがカウンセリングの基本ですね。

メンバーサロン様も

常に基本のカウンセリングに戻ります。

カウンセリングに関しては

書籍にとっても詳しく書いております。

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